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園内の展示物を作るにはその建物の設計者の許可を受けておりますが、建物の設計者がすでにいない建物もあり許可を受けるのに苦慮しました。
ギリシャのパルテノン神殿は本物の大理石の使用を要請され、この展示物には本物の大理石の粉末を素材に混入しております。

園内にある建物は、一部の展示物を除くとFRP(エフ・アール・ピー)という強化プラスチックで作られています。 しかしながら、精巧に造形・着色されたそれらは本物そのものです。細部までご覧ください。
《FRPとは?》 ヘルメット・家庭の風呂桶・遊園地の乗り物などの素材です。


修復工事を終えたばかりの東京駅は、第2次世界大戦の空襲被害を受ける前の形、つまり完成当時の駅舎に復元されましたが、東武ワールドスクウェアに展示されている東京駅もこの完成当時の駅舎を再現しています。

アメリカのホワイトハウスは普段公開されていない玄関の様子がご覧いただけます。玄関については大統領が出入りするところでもあり、警備の関係から、報道関係者でさえ見られる位置まで立ち入ることのできなくなっており、東武ワールドスクウェアでしか見ることのできない風景となっています。

展示物については、景観を保つため3年ほどで塗替え修復の作業をおこなっております。2006年に修復を行った国会議事堂については、実物の建物と同じ形状とするため避雷針を新たに造形しました。
※実物の国会議事堂は2003年9月3日の落雷の後、中央塔屋頂部石材修復工事を行い同時に避雷針の交換も行いました。


園内には、身長7㎝の小さな住人が14万人住んでいます。
ニューヨークの街並みにはダーティー・ハリー風の警官、ビルのショーウインドウにはマリリン・モンロー風のマネキンが、イギリスの建物にはシャーロック・ホームズ風の探偵が、そして万里の長城には三蔵法師の一行が、日本の夏祭りには寅さん風のバナナの叩き売りがと、個性的な住人も住んでいます。そんな小さな住人を探してみるのも楽しさのひとつとなっています。


この人形、誰かに似ていませんか?

あの有名映画の1シーンが・・・

ローマの休日の撮影がおこなわれています。

天守閣には城下を眺めるお殿様の姿が・・・
旅の途中で出会う住人たち、言葉を発することはできないけれど、心で感じることができます。彼らは鳥の声を聞き、風を感じ、四季を味わうことができます。耳を澄ませてみてください。彼らの声が聞こえますか?そっとあなたの心に語りかけてくれるでしょう。


本物そっくりに再現された展示物もさることながら、それらの周りに植えられた約2万本の木々も小さな世界を見事に演出しています。
園内の約99%が本物の木を使用しており、春には桜や梅、秋にはもみじや銀杏が四季の訪れを感じさせます。特に金閣寺などのある日本ゾーンの日本庭園の風景は必見です。
秋には小さな実をつける法隆寺の豆柿や熊本城の前にある樹齢80年を超える銀杏など、盆栽に興味のある方にはぜひご覧いただきたいと思います。
